「有料級の情報」という表現の大きな大きな問題点

コンサルタントという職業柄、
日々、多くの方の情報発信や
プロモーションを見ています。

認識している数だけで、
一週間で1000本いかないくらい。

認識しきれていないものを
含めたら、その何倍にもなるでしょうね。

その中には、

  • ハッとさせられるような内容もあれば
  • うーん。。どうだろうなぁ。

と首を傾げたくなるものもあります。

その中でも、私がキライな、、
というか、見ていられない表現があるんです。

それは、

有料級の情報

という表現。

多いですよね。

昨日だけで、4件確認しました。

なんでコレがキライかと言うと・・

情報が、未だに有料と言う価値観

Googleの創業者ラリー・ペイジは、

情報は無料に向かう性質がある。

と言っていますが、
このデジタル社会で

情報が有料である。

という考え方がキライなんですよね。
(一方で、一部の情報は加速度的に値上がりしているのも事実ですが。)

なんでそう思うかというと、
それは、「情報」の性質によっています。

情報の3つの特殊性

ちょっと講釈めいた話になってしまうのですが

世の中で売り買いできるものには三種類ありまして、
「モノ」「サービス」そして「情報」。

  • モノは在庫することができるけれども、
  • サービスは在庫ができない。(サービスの同時性と言います)

こんな違いがあるんですが、
情報は、ちょっと特殊なんですね。

どう特殊なのかというと、三つの特殊な要素があるからです。

  1. 人に渡しても手元に残る(非競合性)
  2. 内容を受け取らない限り、「消費者」はその価値を正確に判断できない
  3. 非対称性が存在しなければ情報に機能(意味)はない

まず、
モノと違って、渡してもなくならないんです。

そして、
伝えてからじゃないと価値の判断ができないですし、

最後に、
情報は非対称性(情報格差)があるから価値を持つ。

つまり、情報をビジネスにしようと思うと

  • 渡してもなくならないものを、
  • 情報格差がある状態じゃないと価値がないから
  • 「先に伝える」ということができない。

だから、購入段階で
価値が正確に判断できない。

これって気持ち悪くないですか?

価値を判断してもらうんだったら、
伝えてしまえばいいのに。

コンサルティングは情報ビジネスか?

「情報」をビジネスにしている人は、
私からすると、

出し惜しみが本質的なキャッシュポイント

に見えてしまいます。

私は、それがイヤなので、
ノウハウの出し惜しみなんて一切しません

そんなケチくさいのはイヤだから。

じゃあ、コンサルティングで
何を提供しているかと言うと、
情報、知識ではなく、

その情報や知識の使い方。
つまり、経験・知恵を提供しています。

  • 知っていてもできない。
  • 知識だけ知っても、背景や意図前提がわからないから実行が困難。
  • 試行錯誤の時間ももったいないし、ディテールまで自分でやるのは苦労する。

そんな悩みを解決するんです。

そう思うようになったのには、理由があります。

私自身、この会社を設立する前に
経営していた会社が
全然上手く行かなくて

人も雇っていたし、
減る残高を見ることも
ツラかった。

でも、それ以上に、

オマエなんて必要ないよ。

って言われているような気がして
ツラかった。

親父やオカンに、
会社が上手く行っている風に見せるのも
ツラかったし

カミさんと顔合わせるのも恥ずかしかった。

そんな時に、助けてくれた
コンサルタントの人たち。

ほとんど無料で情報を提供してくれて

知恵を貸してくれて、
アドバイスをしてくれて。

コンサルタントの人たちのおかげで、
今の私があるんです。

今の私なら、
コンサルタントの人たちの力になれる。

次は私が
「知恵」を提供する番だ。

そう思って今のビジネスをやっています。

ちょっと想いを語ってしましましたが、
「情報」は無料でいい。そう思います。

大切なのは、
「情報」じゃなくて「使い方」ですから。

小川晋平 name
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